Biko's News
 

2020/11/24

【農場部】 東京農業大学との連携講義

| by システム管理者2

 令和2年11月17日(火)生産環境科学科実験室で東京農業大学生物産業学部北方圏農学科、平山博樹教授を招き、乳牛の繁殖に関する講義と人工授精に関する実験実習を実施しました。乳牛の繁殖に関する講義では、現在の日本の酪農の現状、牛の性周期や繁殖の重要性に関する講義を受けました。 

 実習では実際の牛の直腸検査を模擬的に表すために、牛の生殖器を黒い袋に入れ、見えない状態で触りました。このコリコリしているのが卵巣?この固い所が子宮頸管?とはてなボックスに手を入れているような感覚で学ぶ事ができました。その後実際に袋から生殖器を出し卵巣をはさみで取り出しました。その卵巣から注射器を使用し、卵子を吸い出し顕微鏡で観察しました。

          袋越しで生殖器を触る様子

          注射器を使用し卵巣から卵子を取り出す様子

          卵子を顕微鏡で観察する様子

 最後に青く色の付いた模擬精液と実際の人工授精で使用する器具を使い人工授精を行いました。子宮頸管を通すのに苦戦しましたが、生殖器を切って確認するとしっかり子宮体に模擬精液がありました。

          模擬人工授精の様子

          確認する様子

          青い模擬精液が子宮内にあったことを確認


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