就職にすると決めてから、日に日に届く求人票に目を通し、窓口業務の仕事を選びました。美幌高校で取得した簿記や電卓、情報処理などの資格を生かせるのではないかと考え興味を持ったからです。担任の先生に就職試験を受けると伝え、履歴書きを始め、同時に面接ノートも作り、放課後の面接練習が始まりました。就職試験は、面接と一般常識の学科試験でした。はじめに就職先の役割や仕事内容の講話を受けて、学科試験、面接という流れでした。試験を終えて少し安心できるかと思いましたが、結果が届くまでは気を抜くことが出来ませんでした。落ちるという不安と、どんどん進路が決まっていくクラスメイトを目の前にした焦り、落ちたらまた一から決め直さなければならないという覚悟で頭がいっぱいでした。試験から二週間が経った頃、担任の先生に職員室へ呼ばれ、落ちた覚悟でついていくと、内定が決まったよ。おめでとう。と、握手をしてくれました。諦めかけていたのでとても嬉しかったし、頑張って受かった職を絶対に手放さないで務めていこうと決めました。
後輩の皆さんへ
面接練習は、できるだけ多くの先生にお願いして練習したり、休み時間に友達と質問の出し合いをするなどの工夫をし、一般常識がある場合はSPI問題の対策をしておくと良いと思います。また、応募前見学では、どんな職場かを見る機会である他、自分を印象づけてくるチャンスでもあると思うので、必ず参加すると良いと思います。進路はなかなか思い通りに進まず、苦戦することが多々あると思いますが、決して諦めずに頑張ってください。
自分のやりたいことを考え、理系の大学を志望しました。大学受験は推薦制度を利用することにし、志望理由書の提出と数学の学科試験、個人面接に向けた対策を行いました。志望理由書は何度も先生に提出し、添削をしてもらいました。数学に関しては放課後講習や先生にお願いして講義形式で対策を行いました。面接に関しては面接ノートを準備して数えきれないほど練習を重ねました。その練習の中では本番に近い形で面接を行うために、先生方にお願いして5対1の練習も行いました。こうして合格できたのですが、やっておいて良かった事は大学のオープンキャンパスへの参加と大学で行われている開放講座へ参加したことです。これらを経験した事によって面接での質問の応答の幅が広がりました。
入学後の大学生活に向けてやっている事は、物理と数学の勉強です。推薦入試で合格後もセンター試験に向けた学習を続けました。また、大学への進学が決まっているクラスメイトの多くと家庭学習期間中でも学校に来て、勉強しています。
後輩の皆さんへ
進路活動もそうですが、学祭などのクラス活動行っていく中で、時間に余裕を持って行動するということを大事にして残りの高校生活を送ってほしいと思います。大学からの課題はパソコンを用いて取り組み、大学に提出するので情報の授業を大切にしてください。
幼い頃から美容師になりたいと強く思うようになり、気持ちが変わることなく美容専門学校に行くことに決めました。 専門学校のオープンキャンパスに行き始めたのは、二年生の冬ごろです。全部で、6回行きました。行く回数を増やしていくうちに顔と名前をしっかりと覚えてもらえるので緊張することなくオープンキャンパスを楽しむことができました。 受験方法はAOにしました。AO受験にした理由は、学力が足りなかったからと自分をアピールしたかったからです。AOは、面接で自分がどうしてその学校を選択したのかアピールできるため小さい頃からの夢がある人はおススメします。私が進路活動を通して感じた事は、「勉強はしておくべきだった」ということです。AO入試を利用しましたが、もっと成績が良ければ奨学生の試験を受ける事ができたからです。私がちゃんと勉強に取り組み始めたのは三年生になってからで、それまでは親に勉強しなさいって言われるほどしたくなくなり後回しにしていました。そこで、自分が得意だと思う教科を重点的に頑張るなど一気に完璧にやるのではなく少しずつ勉強していき、集中力を保てるようになったので良かったです。
後輩の皆さんへ
進路活動してみると提出物の期限を守ることがどれだけ大事かよくわかりました。ですので、今提出物の期限をぎりぎりで出したり、遅れて出す人は直しておいた方がいいと思いました。進路で沢山悩むと思いますが、あせらず自分のやりたいことが何かを考えることを優先してこれからの進路活動を頑張ってください。
私の母は看護師であり、幼い頃からその姿を見て患者さんを一番そばで支えられる看護師に憧れを抱きました。看護の進学先をいくつか比較しながら検討し、各分野のスペシャリストの講義がある事と、実習が充実していることに魅力を感じ、受験する看護学校を決めました。
進路に向けて、先生方の協力を得ながら進学講習等で看護模試の過去問を沢山解きました。また、指定校推薦制度を利用したいと考えていたので、小論文、グループ実技、個人面接の対策も行いました。当然、他の高校からも希望者はいるため、見て確認できる評定平均は重要視されます。ですので、私は少しでも評定を上げられるように、普段から勉強に力を入れて取り組みました。
受験当日は緊張した状態で、予想していない問題が出てきました。それまでの対策で本番を想定して制限時間内に既定の時数を書く癖をつけておいて良かったです。グループ実技は5~6人ほどで行いました。コミュニケーション能力を確かめられているように感じましたが、ありのままの自分をだせれば大丈夫だと考えます。ただ、試験会場ではいつどこで見られているかわからないので、緊張感を持って行動して下さい。
後輩の皆さんへ
進路を早め早めに決めて、志望した学校の試験内容に応じて対策することが大切です。私はもともと作文を書くのが得意だったので小論文も書けるだろうと思っていたのに、時間内に書き終わるようになったのは入試の一週間前程で、思っていたより苦戦してしまいました。皆さんには、練習しすぎたと思えるくらいまで書くことをお勧めします。また、1年次から成績を上げないと、2・3年にどれだけ上げても全体の評定平均が下がるという事を心に留めておいてください。